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これからの家づくりの流れ~耐震性能~

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こんにちは、イエリの竹内です。

今日は耐震性能について書きたいと思います。

このような話は定期的に書いてはおりますが、

どんどん制度は変わりますし、その頃家をお探しの方に向けて

何度でも最新の情報をお伝えしていきたいと思っております(^-^)

耐震性能は、1・2・3とあります。

耐震性能3が一番強くて、1の1.5倍強いとされています。

2は1の1.25倍です。

耐震3とは消防署や警察署など防災の拠点となる建物の強さです。

普通に確認申請のみで建てたら耐震1になります。

イエリでは長期優良住宅の認定を全棟で取得しており、

長期優良住宅には構造計算が必須ですので構造計算の際に耐震3の強さで計算しております。

耐震3は家を作る時の金物の種類や量がしっかりと入っており、

梁や筋交いもしっかりと入っております。

余談ですが、長期優良住宅の認定を取得すると

基礎の中の配筋も密に入れますので(人間でいう骨の部分)

沢山の材料が必要にはなりコストもアップしますが、長持ちする良質な住宅と言えます。

そのような住宅を標準仕様としているのは、お客様にとって良い家を提供したい事もありますが

一番はお客様に安心して暮らしていただけるのかなと思っております。

写真は密な配筋。

今まで耐震3を基本的に取得してきましたが、

熊本地震の際に耐震3の家が倒壊しお亡くなりになった方がいると伺いました。

それ以降、剛性である耐震3に加え、

柔軟性で地震に耐える「制震テープ」も全棟で施工する事にしました。

これは、東京大学x清水建設x防災科学研究所が共同で開発した住宅専用の制震材です。

私が良くいうのが、「強力なゴキブリホイホイ」という言葉です。

そのくらいねっとりとしており、2cm角くらいのものでも物に貼ると私の力では剥がせません。

それを断熱材の四方に貼り、柱と梁の間に埋め込む際に施工します。

なので家全体に施工されっます。

 

これは、本震レベルを繰り返した熊本地震で、

1度の地震に耐えた耐震3の家でも

2度目、3度目に耐えられなかったというお話を伺い、

何度も繰り返す本震レベルの地震に対して、

この強力なゴキブリホイホイの粘着力でなんとか倒壊を防ぎ、

その間に家族が逃げ出せるという柔軟な強さが必要なのだと実感したため

全棟で採用する事にしております。

この制震テープは地震の揺れを80%吸収し、

建物の変形量を1/2に低減すると言われています。

また、このたび

イエリのお客様に受けて頂いている「地域型住宅グリーン化事業」という補助金でも

構造安全性能をより求めることとなり、

耐震等級3を取得した住宅を優先的に補助する事が決定しました。

また、

補助金を受ける際に耐震2と1の家は、施主様の同意書が必要となりました。

耐震3なら補助金が優先されますが、それでも1または2の家で良いですか?と

直接言う形になりますね。

そういわれるとお施主様も「我が家は大丈夫なのかなぁ」と心配になるはずです。

それくらい、これからは耐震等級3がスタンダードになるという事ですね。

イエリでは間取りや階数によりますが、基本的に全棟耐震等級3+制震テープを施工しています。

耐震3を取得するとわずかですが地震保険が50%になり少しだけお安くなります。(数万程度)

最後に・・

文章が下手なので分からない事があれば何でもご質問くださいね_(._.)_

By竹内

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